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インド小葉紫檀について その名のとおり紫檀の一種です。 二胡界では古くから「インド小葉紫檀こそが紫檀」、さらには「インド小葉紫檀でできた二胡こそが二胡」とまで言われるほど二胡に適した素材として愛されてきました。 紫檀材の二胡は、一般的に明るく華やかで艶のある音色を奏でるのですが、インド小葉紫檀の二胡はこのような紫檀二胡の性質を十分に保ちながら、重厚さを兼ね備え耳触りも良いという優れた特徴を有しています。 インド小葉紫檀は、その色や木目の美しさと材木としての硬さや安定度のため、古くから高級家具材などとして高い需要がありました。その一方で木としての成長の速度が遅く、その高い需要に対して成長と供給が追いつかない状況が続いてきました。これにより絶滅が危惧されるようになり、この状況を受けて産地であるインドの政府が輸出を完全に禁止するに至りました。 このため、現在では中国の二胡工房が過去に輸入し積み上げた備蓄を切り崩しながら細々と生産している状態で、価格も年々高騰しています。
【ト 廣軍(Bo Guang Jun)プロフィール】 二胡製作大師 萬其興老師の娘婿であり最後の弟子。 萬老師の丹念な指導の下で20年近く二胡製作を学んだ、次世代を担う若手二胡製作者。萬氏より製作技術の極意を授かった、黄氏と並ぶ、言わば二胡製作技術の正統後継者。 琴筒表面はムラなく綺麗な光沢があり、継ぎ目も滑らかに整えられており、蛇皮の厚みは熟練された力のかけ具合で均等に張られている。ト氏はこれら優美で緻密な二胡を息つく間もなく仕上げていく。 音質は輪郭がはっきりして安定感があり、純朴且つ尖りのない明るさがある。どのポジションでも音量があり、特に高音部での減衰が少ない。その芯のある透き通った音色により、既に新世代の巨匠とも目されている。
「ト廣軍」氏による製作証明書付き
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